| 一乗城山から福井市美術館・福井県立図書館
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| 福井市下馬町51−11 tel.0776−33−8860 http://www.library.pref.fukui.jp/ 設計:槇総合計画事務所(槇文彦) 開館:2003年 箱が3つ並んでいる。材質が違い、色が違うのだが、それは機能の違いを素直に反映している。 黒い小ぶりの箱は文書館。公文書を保管している。 赤いテラコッタ貼りの背の高い箱は、おもに図書を保管する書庫。 透明なガラスでできた平たい箱は閲覧室。 閲覧室は大きなワンルームで、ゆったりと、明るく、ひろびろ、のびのび、感じがいい。 天井から床までガラスだが、明るすぎないように庇とルーバーで調節している。 柱ごとのトップライトから自然光が入るが、間接照明のような取り込み方をしているので、光が柔らかい。 建物の周囲は広い庭になっているが、大きなワンルームの閲覧室にめりはりをつけるように、小さな坪庭のようにして入り込み、水が張ってあったり、木のデッキを散歩できるようにしてあったりする。 広い芝生には、コンクリートの周遊道が作ってある。庭にも、遊歩道にも起伏があり、波打っている。 ただ、木が少ないので、夏はとても暑いし、冬は風でがふきっさらしになりそう。 起伏はあっても、基本的に芝があるきりの広がりなので、外に居場所を見つけるのにとりとめがないし、中の閲覧室からも、人がいる−という感じが際立ちすぎて、気になってしまいそうだ。 また、周囲が市街中心のような密集地帯であれば、ただ空間であることが開放感がえられて貴重かもしれないが、今のところ田園地帯なので、まばらな雑木林ででもあったほうがランドマークとしてもいいように思う。 ◇ ◇ 広い駐車場の一部が「ボランティア専用駐車区域」に指定されていた。 ボランティアの研修会でもあるのかと思ってしまったが、福井豪雨のあと、市内あちこちで、今、活動中なのだった。 一乗谷のあとにこの項を置いているが、実はここには前日に行っていて、翌日、一乗谷に行ってみて、ようやく気がついたのだった。 平和ボケというか、朝倉氏はこういうふうに滅んだのかと、妙な類推をした。 |
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