| 大師山から平泉寺白山神社・福井県立恐竜博物館
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| 福井県勝山市片瀬50字 tel. 0779−87−3300 拝観料を払って、大門をくぐり、大仏殿に向かっていく。 清大寺の大仏殿は、幅58m、奥行き48m、高さ52m。大仏の高さ17m。 東大寺の大仏殿は、幅57m、奥行き50m、高さ49m。大仏の高さ15m。 東大寺の大仏を越えた日本一のを作ろうという意志が読みとれる。 (境内にある五重塔の高さ75mも日本一だという。) でも、大仏殿の中に入って、正面の大仏を仰ぎみると、あまり大きい感じがしない。 大きな箱に、大きな像がすっぽり収まっているから、当たり前に見えてしまう。 ちょうど数人の中学生に、若い僧が法話らしく、語りかけているところだった。 その人たちと大仏をいっしょに視野にいれてみると、とてもその人たちが小さくて、ようやく大仏の大きさに思い至った。 あるいは、パンフレットによると、耳の長さ2.8mとか、ひざの厚さ3mとか... 真上を見上げると、天井がとても遠くにある。 大師山を背景にした広い敷地に、いくつもの建物がつくられ、回廊で結ばれている。たいした規模だが、大きさ偏重で、細部の美しさとか、互いの均整とかに、あまり気を払われていない。大きさには圧倒されるけれど、美しさや荘厳さにひかれて、長くその空間にひたっていたいというような感じがない。
1987年創建。 勝山市出身の故・多田清氏が、大阪でタクシー業を起こして財をなし、故郷に作ったもの。 平泉寺に向かう道の途中に、勝山城博物館があるのだが、これも同じ人が資金提供して作られた。
博物館は、もろにお城の形をしている。 巨大大仏殿といい、大理石を多用した城形博物館といい、たいした経費がかかっているのだろうが、いかにも「故郷に錦を飾る」という古風な表現が似つかわしい作りようで、もう少し現代にふさわしい金の使い方、建築の表現、まちの資産となる投資のしようがあったのではないかと、惜しい気がする。 越前大仏には門前に市(商店街)が作られていて、中国雑貨、ホテル製のパン、大仏グッズなどの店が並び、永平寺の門前町のようなにぎわいも計画していたようだ。 しかし、僕が行った日は、ちょっとした食べ物の店があいてるくらいで、寂れた印象だった。 仏母寺も多田氏の寄付金で再建されたように、大きな目立つものばかりに目がいったのではないようだけれど、やっぱり惜しい。 |
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