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幕山から空中散歩館・木村美術館 |
| 幕山( 615m) は、湯河原町の北部。このあたりは南郷山(611m)、城山(563m)など、なだらかな山が連なり、さらに北に抜ければ箱根にいたる位置にある。 幕山公園は梅の名所。 空中散歩館は、ともに芸術家である夫妻の自宅兼アトリエに作品を置いて公開している。暖かで花のきれいな土地に暮らす喜び、ものを作る喜びが伝わってくる。 木村美術館は、炎による芸術作品を収集・展示している。古陶磁器・刀剣など。建物の奇妙な外見に呆れて、ところが中に入るとじっくり、静かに鑑賞できる。
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| 1 | 幕山 |
診療所前 0:00 鍛冶屋 0:03 ![]() |
東海道線の朝早い特急・東海号に乗る。 多摩川を渡るときに富士が見える。新幹線のより広い窓が気分がいい。 湯河原駅から鍛冶屋行きのバスに乗るつもりだったが、その前に幕山公園行きのバスがある。診療所前で降りれば鍛冶屋まで50mだと、幕山公園行きバスの運転手さんが教えてくれたので、それに乗ることにする。少し時間があるので駅の売店に戻り、こゆるぎ茶めしという駅弁を1つ買った。 バスは梅の花見めあてらしい中高年グル−プで満員。女性が多い。道の途中に梅干しを売っている露天の店がいくつかあるのが見える。「うちから持ってこないで、こちらで買えばよかった。帰りに買っていきましょう」とか話している。 数分で診療所前バス停に着く。右手の道を入って橋を渡ると、確かにすぐに五郎神社があり、鍛冶屋バス停があった。 |
ゴルフ場 林道 1:00 |
神社の左手の道をそのまま行くと、やがて右に南郷山に上がる道標がある。広くない舗装路。かなり急な上り坂で、右手下に市街と真鶴半島が見えている。 朝は寒かったが、南の海辺は暖かい。コ−トを脱ぎ、セ−タ−も脱ぐ。半袖Tシャツと長袖のシャツだけだが、それでも汗ばむくらい。 道が左にカ−ブしていくと、右にゴルフコ−スが現れ、その縁の柵の外側ををしばらく進む。松の枯れ枝が道に落ちていて、地面が柔らかく歩きやすい。 ようやくゴルフ場からそれると、背丈をこえる笹が密集して生えている間を行くようになる。熱海の岩戸山にもあったし、このへんの山に多い眺め。ときどき笹の中でガサゴソ音がする。鳥だろうか。 白銀林道にでて、林道を右にやや行くと、また幕山への山道にはいっていく階段が左にある。林道はきれいにセンタ−ラインのひかれた立派な道だが、歩いたのはわずかの距離とはいえ、1台の車も通らなかった。 |
南郷山 1:20 |
わずかの上りで南郷山山頂。カヤトの柔らかい山頂で、見晴らしも開けていていいところだ。ただ、すぐにこれより高そうな丘が続いているので、山頂に来た!というより、途中の1ピ−クのよう。 |
自鑑水 1:40
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笹のあいだの急坂を下ると、ほぼひといきで、また白銀林道にでる。また林道をしばらく行くと、道標にしたがって今度は右に折れて自鑑水に向かう。林の中の窪地で、水は枯れている。歪んだ楕円形の窪地の中央に消え残った雪が点々と白い。 |
![]() 幕山 2:00
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林を抜けると右に大石ガ平経由幕山に行く道を分ける。今日は直行。道の右側の斜面には黒い土が露出していて、そこに細い霜柱が横に帯状に連なってきれいな模様を描いている。つや消しのような沈んだ黒い土の上に、白く輝く霜柱がランダムに描く模様の美しさ。細い銀の棒を集積した装飾品のよう。 木の階段をあがると山頂が近い。今日は何だかとても早く歩いていて、この階段もぶいぶいという感じで登りきったのだが、ようやく靴のせいかと思い至る。登山靴ではない、街を歩くようなカジュアルシュ−ズで歩いている。足の保護のためにはよくないかもしれないが、この早さは快適だ。 最後にカヤトの中を少し登って幕山山頂に着く。南郷山より広い、やはり柔らかな山頂。海があり、真鶴半島がある。反対側には、やはりカヤトの山々が連なっている。 かなりの人がいて、若い2人連れや家族連れもいてにぎやかではなやか。 駅で買ったこゆるぎ茶めしを食べる。サイコロ形のたけのこ、貝柱、とても小さなエビの天ぷら、しいたけなど。なかなかおいしかったが、わずかに吹き上げてくる風がしだいに寒くなってきて、やっぱり2月に駅弁はちょっとあわないかなとも思う。お茶もすぐさめる。 |
幕山公園 2:40 |
下りは真鶴半島の方向にジグザグに下る。小石が敷かれているので、ちょっと歩きにくい。 山頂を11時少し過ぎにでたのだが、登ってくる人がずっと続いている。みんな山頂でお昼を食べるつもりに違いない。でもいくら広めの山頂でも、こんなに人が上がってはあふれてしまう。どういう事態になっているのか、戻って見てみたいくらい。 幕岩で岩登りの訓練をする人たちが見えてくる。そのすぐ下に幕山公園の梅林。梅は満開には早いが、小さな花やつぼみが白や赤に煙ってみえ、春が漂っていそう。 浄水場を通って車道を鍛冶屋方面に下っていく。1袋100円でみかんを売る無人の店がいくつもあった。 |
空中散歩館・木村美術館に寄って、宮渡橋バス停から湯河原駅に戻る。 古そうな干物専門店で、えぼだい4つ入り1000円を買う。 帰りの電車では、揺られるままずっとうつらうつら。持っていた文庫本を途中で読み切ってしまって退屈する心配をしていたのに、今日は1行も読まなかった。海に沿って走る電車はとても気持ちがいい。 |
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| *コ−スタイムは登山口からその地点までの経過時間(ただし休憩時間を除く)。 |
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