| 幕山から空中散歩館・木村美術館
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| 3 | 木村美術館 |
| 住所:神奈川県足柄下郡湯河原町鍛冶屋651 湯河原駅からバス鍛冶屋行き宮渡橋下車徒歩3分 開館:10-17 休館:火曜日(休日の場合は翌日) tel. 0465-62-4429 概要:「炎による高熱処理が、ものに機能性・美術性を与え、この世に最も永く残り、美術・文化を継承する」という理念に基づき、木村一嘉工学博士夫妻が炎の芸術作品である古陶磁器・刀剣などを集め、展示している。 ◇ ◇ 空中散歩館から歩いて15分。 鍛冶屋バス停から駅方向に歩き、新幹線をくぐってから左に行き、またすぐ左に曲がると右手に美術館が見えた。 鍛冶屋のバス停から1つ湯河原駅寄り、宮渡橋バス停からは3分。 写真にあるとおり、美術館本体は単純なコンクリ−トの立方体だが、たいそうな和風の屋根をもった玄関が張り出している。左に隣接して住居があるが、こちらは茅葺き屋根の味のある民家で、なんだかすごい取り合わせ。しかも美術館本体のコンクリ−トの壁には、「湯河原炎の芸術」とキャッチフレ−ズを大きくかいた布が据えられてある。炎という字は、消防のポスタ−のように1画ずつが炎形をしていて、しかもその字だけ赤い。髪をぼうぼうに伸ばして目つきの怪しい人物がコレクションを並べているのではないかと思えてきた。庭は純日本風で、刈り込んだ松、石の灯籠などがある。ここまでくる道の少し手前に立派な門が、砂利を敷いた空き地のようなところに、それだけ孤立して立っていたのだが、きっとこの美術館のものに違いない。 美術館の自動ドアが開かないので茅葺きの家を訪ねると、60歳くらいか、物静かな人が現れ、美術館のほうの鍵を開けて案内して、ていねいに展示品の説明をしてくれる。よからぬ予断をしたことにたいへん失礼しましたという気分になってしまった。 1階と3階に焼き物。重要文化財もある。2階には刀。 かつて朝鮮で塩を入れた容器として使われていたと思われる容器を茶の道具に見立てて、こうした使い方もつかいこめばいい道具になるとお話される。黒い漆塗りの蓋は特注で、蓋だけで数万するという。茶の楽しみの一端を見せていただいた。 美術館の外見は風変わりだが(それに炎の幕にひかれてこの枠の中も赤く設定してしまったけれど)、中は落ち着いた雰囲気で、ゆっくりと展示品を見ることができた。 |
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