| 武甲山から武甲山資料館 |
武甲山(1295m)は、秩父市街の南に構える山。石灰岩でできているため採掘が進み、年々、山の形がかわっている。登山道は採掘をしていない裏側にある。緑豊かな道を登りつくと素晴らしい展望がある。
武甲山資料館は、かわっていく武甲山の姿を記録するためにセメント会社3社が出資して作り、秩父市に引き渡したもの。簡素だが、武甲山についての基礎的な知識を得られる。 * [ 武甲山からやまと−あ−とみゅ−じあむ+長瀞綜合博物館 ] [ 三室山から吉川英治記念館 ] をあわせてごらんください。 |
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(秩父鉄道) | 秩父駅 |------------------ 横瀬駅----(西武秩父線) | ・a | | ・b |___ | | | 武甲山 | | | | 浦山口駅-------- 十字路---1丁目-- | | | a:やまとーあーとみゅーじあむ シラジクボ--- b:武甲山資料館 | 子持山 |
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御獄神社鳥居(1丁目) 0:00 タクシ−か車でここまで入れる。(横瀬駅から車道歩きが5km以上あり歩くとつらい。) 左に妻坂峠への道。 鳥居には[武甲山御獄神社]とあり、下に[壱丁目]の石が置かれている。(山頂は40丁目) 鳥居をくぐっていくとラムネなどを売る店があるが、通ったときには営業していなかった。先にある釣り堀ににも休業中の札がかかっていた。 湿った杉の林の中のごつごつの舗装路で、左に沢。標高680mとかいた札が木にある。 山道 0:26 広い林道は左に行くが、直進する狭い道が武甲山登山道。 背の高い、濃い緑の杉の林だが、下のほうに若い細い木々の新緑が明るい。 苔のついた幹が多いし、昨日の雨でよけいに空気が湿っている。 秩父市街から見る武甲山は削られて、緑の部分は薄っぺらなように思いこんでいたが、反対側を歩いていると意外に奥深い印象があり、さすがに風格が感じられてくる。 32丁目(裂けた木) 1:10 落雷で裂けて枯れたのか、かなり太い幹なのに中がすっかりからになった木があり、大きく道が左に曲がっていくが、そこにまた大木がある。太いごつい幹から、短い枝が四方八方にはえだしている。岡本太郎の太陽の塔を思わせる。 倒木がごろごろする広い斜面を左に上がっていくと、急な階段があり、十字路に出る 十字路 1:42 [左:大持山・小持山 右:武甲山頂 手前:生川・横瀬駅] ベンチがあり、子持山方面が開けて眺めがいい 神社・山頂 1:45 鳥居の先にがっちりできた神社がある。神社の右手前には2000年に新設されたきれいな公衆トイレがある。 神社の左を上がると第1展望所(右手の第2展望所は眺めがよくない)。
フェンスごしに採掘場を見下ろす。ショベルカーやクレ−ン車、トラックなどが音を立ててくるくる動いている。近くに作業車両が見え、ずっと下に秩父盆地の平らな面が広がっていて、高度感がある。むきだしの高地で車が作業している、異様な眺め。採掘している面の端をスプ−ン状に盛り上げて残して掘っている。白い内側に対して、外側は黒っぽく、ごつごつでこぼこしていて、カキかなにかの貝殻を思わせる。 展望は素晴らしい。秩父盆地、長尾根丘陵や、荒川の流れ。羊山公園には、やまと−あ−とみゅ−じあむや武甲山資料館の屋根が見える。 景色を眺めながら昼食。天気情報では晴れだったが、黒い雲が流れている。雨の心配はなさそう。 (山頂発 0:00) 山頂から十字路まで戻り、そこからは登ってきた道ではなく、大持山・小持山へ向かう道をいく。急斜面で、小さな白い花や、ばいけいそうの大きな葉がいくつも開いている。 下って、また上って小持山に続いている道を見晴るかしながら降りていく。とても気持ちがいい。 シラジクボ 0:23 シラジクボのタルという奇妙な地名の十字路にでる。 [直進:小持山 手前:武甲山頂 右:橋立 左:持山寺跡] 左に行く。山腹に細く刻まれた道で、ところどころとても狭い。左に武甲山頂方面が見える。沢に沿ってか、新緑の帯が幾筋か下っている。 林道に出る 0:50 細い山道が終わって未舗装だが車が走れそうな広さの道にでる。道案内はまったくない。 右に行くとすぐに右にそれる道があって、そこには持山寺跡への道という表示がある。持山寺跡はパスして下っていく。 舗装路になる 1:10 武甲山から降りて、はじめはだんだん離れる方向に歩きだしたのだが、林道は武甲直下に近づいていく。生川に沿った道になり、途中から舗装路になる。 山道分岐 1:17 森林公社の車止めがあり、そのすぐ先に、往路に通った分岐点にでた。 休業中の釣り堀をまた通って、出発点の鳥居に戻る。 御獄神社鳥居(1丁目) 1:42 |
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* 数字は出発点からの経過時間。休憩時間を含まない。 |
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埼玉県秩父市大宮6176 羊山公園内 9−16 休館日 :火曜(祝日は除く) 国民の祝日の翌日 12/29-1/3 tel. 0494−24−7555 秩父セメント梶A三菱鉱業セメント梶A武甲鉱業鰍ェ建設して秩父市に寄付した資料館。 石灰岩の採掘により山の形が変わり、そこに生きる植物や動物も失われていくので、失われる前の姿を記録するために作られた。 解説によれば、もと山頂は1336mだったが、今は1295mまで低くなっているという。 資料館の展示を見ると、山頂からは化石もでているし、縄文遺跡もあり、その後の信仰の歴史もある。大正ころからは石灰岩の採掘が始まり、日本の近代化に貢献してきた、由緒正しい山であることがわかる。 そんな山が削られていくのはいたましいが、それに関わる工場、「秩父セメント第2工場」がDOCOMOMO20選に選ばれた。近代の建築という限られた対象の選択ではあるが、いわば世界遺産として認められただけの内容がある。失われたものがあっても、せめてかわりに創られた価値あるものは守っていきたい。 * 武甲山については [ 武甲山からやまと−あ−とみゅ−じあむ+長瀞綜合博物館 ] 、 DOCOMOMO 20選、「秩父セメント第2工場」 については [ 三室山から吉川英治記念館 ] 中の [ 4 谷口吉郎 ] をあわせてごらんください。 |
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