さった峠から東海道広重美術館+磯崎新のグランシップ


蒲原〜東海道広重美術館・由比本陣記念館御幸亭・正雪紺屋


東京7:45−(東海道新幹線ひかり143号)−8:45静岡8:47−(東海道線上り)−
静岡駅8:45は時刻表の発時刻で、ひかりはそれより早く着いて、数分停車する。東海道線の普通列車に十分まにあって、東に戻る。
静岡を出ると、東静岡−草薙−清水−興津−由比−蒲原。

蒲原駅 9:15
こじんまりした駅に降りる。
このあとの由比、興津の駅とも似たような大きさ、デザインの駅だった。
東海道線のシンボルのみかん色を共通に使う配慮はしているが、ちょっとわびしい建物。
片側1車線の旧東海道を西へ、静岡に戻る方向に、もっといえば京に向かって歩いて行く。

東海道広重美術館・
由比本陣記念館御幸亭
  9:40-11:00


静岡県庵原郡由比町由比297ー1
  新幹線三島駅か静岡駅で東海道本線乗り換え由比駅徒歩25分
  東名富士icか清水icから国道1号経由県道富士由比線
9:00-17:00
休館:月曜 祝日の翌日 年末年始
tel. 0543-75-4454 fax. 0543-75-5321
http://village.infoweb.ne.jp/~yuicho/hiros1.html

昔ふうの構えの古風な門を入ると、芝の庭が広がっている。
右に美術館。左に見える邸宅が由比本陣記念館御幸亭。

美術館の中に入るとエントランスホールがあって、展示室には左から入って、ぐるっと回って右から出てくる。

広重の美術館とはいいながら、[由比の自然と歴史][東海道の宿場町・由比]というテーマの展示もあり、簡潔に町のありようが把握できるようになっている。

順路はロスがなく、ストレスなしで落ち着いて見られる。広重の浮世絵作品も、壁掛けだけでなく、平置きの展示も混じっていて、ゆっくり見られる。

途中、2階には眺めのいい休憩室がある。
その前にある講座室では中断なしに広重の解説ビデオが放映されている。20数分。


由比本陣記念館御幸亭は、参勤交代の折り大名が泊まった由比の本陣の離れ座敷を記念館として復元したもの。
美術館と共通の入館券でお茶とお菓子をいただける。庭を眺めながらひと休み。
この一帯の由比本陣公園の整備には、本陣跡地の買い取りに4億円、公園としての整備に5年の歳月と15億円の経費を要したという。

正雪紺屋(しょうせつこうや)

由比本陣公園の道の反対側にあり、江戸時代初期から四百年も続いている紺屋(染物屋)。
中に入ると染料を入れた甕(かめ)がいくつも床に沈められている。

由井正雪(1605-51)の生家といわれるが、この名前を聞くと歴史上の人というより、NHKの人形劇を思い出してしまう。「ひょっこりひょうたん島」のあと、「里見八犬伝」あたりに登場していたのだったか。
ユイショーセツは、主人公たちに迫ってくる無気味な存在の人という記憶があるのだけれど、どういう筋だったかも、歴史上、由井正雪がどういう人物かも、わからないまま。
思いがけず、こういうところで実在した人物だという証拠らしい生家が現れて、へええと思う。

道ばたに台を出して弁当を売っている店があったので、「桜えびすし」450円を買う。
由比は桜えびの町。
かつては旧東海道沿いの自治体の中で、唯一、過疎地域に指定されていたが、今では、年20億円の水揚げがある町の特産の桜えび料理が大当たりして、大型観光バスのコースにもなって賑わっている。


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