清里フォトアートミュージアム



埼玉県立自然史博物館の広報資料から

      特別展「ヤマネ−森に棲むもの」 西村豊写真展 


ヤマネは、リスやネズミの仲間で、山地の森に暮らす小さな生き物です。日本だけに住み、国の天然記念物に指定されています。
自然写真家・西村豊氏は、1977年夏に八ヶ岳山麓の森でヤマネと出会って以来、20年以上もヤマネの姿を追いかけてきました。その素晴らしいヤマネの写真を、山梨県にある清里フォトアートミュージアムから借用して展示します。
あわせて、自然史博物館の資料などを加えて、冬を冬眠して過ごすヤマネの生態、暮らしぶりを見ていただきます。

この特別展には、次のような目的・特長があります。

■ 楽しい展示

小さな子供のにぎりこぶしほどの大きさきりないヤマネの可愛い姿をみごとにとらえた写真の数々からは、きっと「素敵なものを見た!」という満足感を覚えるはずです。
西村さんは、写真をとるだけではなく、ヤマネの研究家でもあって、博物館の資料などとあわせて、ヤマネの暮らしについてもいろいろな興味深いことを知ってもらえます。

■ 異業種提携と人の交流

ふつうには一緒に展覧会をしそうもない、
┌ 埼玉にある、県立の、自然史博物館と  ┐
└ 山梨にある、私立の、写真専門の美術館┘
が、協同して企画展を準備します。
1998年に雁坂トンネルが開通して身近になった山梨と埼玉の交流を、さらに進める1つの機会にもなります。

■ 型にはまらない、ひと味違った展示

自然史博物館を設計したのは前川国男という建築家で、ほかに埼玉県立博物館や、上野の東京文化会館などを設計しています。
壁は内も外もレンガタイルで、透明なガラスが仕切っているだけなので、壁に注目すると、どこから内でどこから外かが曖昧な、メビウスの輪のような建物です。
ヤマネの写真は、吹き抜けに面した、やはりレンガタイルの高い壁に展示しますから、迫力のある展示になるはずです。
写真1点ごとに、撮影した西村さんが記した短いコメントがあります。
そのコメントを、写真と同じに壁に貼ってしまうと、近づいてコメントを見て、離れて大きな写真を見て−と、ダンスのステップの練習のようになってしまいます。
そこで、導線の案内も兼ねて譜面台をずらっと並べて、その上に西村さんの短いコメントを置きます。
レンガタイルの壁面展示とあわせて、ちょっと見たことがない、新鮮な写真展にします。

■ DATA

主  催 埼玉県立自然史博物館
共  催 清里フォトアートミュージアム
協  力 埼玉県立近代美術館 埼玉県立博物館 さいたま川の博物館
協  賛 ミュージアム長瀞一番星
開催期間 2002年10月8日(火)−2002年12月8日(日)
関連事業 西村豊講演会 2002年11月9日(土) 13:30-15:00
(11/8までに電話かe-mailで申込)
開館時間 9:00-16:30 (入館は16:00まで)
休 館 日 月曜日 祝日の翌日 (10/14,11/4は開館)
入 館 料 一般100円(60円) 学生・高校生50円(30円) ( )内は団体20名以上
       中学生以下、65歳以上、障害者は無料
会  場 埼玉県立自然史博物館
      埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1417-1  〒369-1305
      秩父鉄道上長瀞駅から徒歩5分 関越自動車道花園icから19km
      tel.0494-66-0404 fax.0494-69-1002
      e-mail sizensi@po.kumagaya.or.jp
      http://www.kumagaya.or.jp/~sizensi/


■ 西村豊氏の略歴

1949 京都市生まれ
1972 長野県に移り住む
1977 自然写真家として独立する(ネイチャーフォト・プロダクション)
現在、長野県富士見町に在住 長野県高山植物保護推進員ほか

フリーの写真家として、美術書・自然雑誌・広告・動物図鑑など、多くのメディアで作品を発表しているほか、「徹子の部屋」「筑紫哲也ニュース23」など、テレビ・ラジオに多数出演。
ホンドギツネとヤマネの研究でも知られる。
ホンドギツネについては、「国定公園霧ヶ峰高原」で文化庁の許可を得て調査研究する。
ヤマネについては、「八ヶ岳中信地区国定公園地域」と「国の特別名勝特別地区天然記念物・上高地」において、文化庁・環境庁・林野庁の許可を得て4年間調査する。

出版
1985 「新信濃写真風土記1・本土狐」 信濃教育会出版部
1995 ネイチャーCD-ROM「ヤマネの棲む森」 インターリミテッドロジック社
2000 「森の足音」 光村推古書院
2002 「ヤマネ日記 西村豊写真集」 講談社 ほか多数

主な写真展
1991 「ヤマネ森に生きる」 (諏訪市博物館)  
1993 「歳月を共に過ごした狐たち」 (茅野市八ヶ岳総合博物館)
2001 「森から聞こえる足音」 (京都市法然院) ほか


■ 共催館・協賛館の展覧会日程

共催の清里フォトアートミュージアム、協賛いただいたミュージアム長瀞一番星では、次のような企画展が開催されています。

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清里フォトアートミュージアム [ 今井寿惠「馬に魅せられて−40年の軌跡」]
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今井寿惠は、新人写真家として期待されながら、交通事故により1年以上も視力を失い、写真家としての再起は難しいといわれました。ところが回復後に初めて見た映画「アラビアのロレンス」で、生命感あふれる馬の姿に感動し、以来、馬を撮り続けています。

開催期間 −2003年1月19日(日)
開館時間 10:00-18:00 (入館は17:30まで)
休 館 日 火曜日(祝日は開館) 12/4(水) 12/5(木) 年末年始(12/31-1/3)
入 館 料 一般800円(600円) 学生600円(400円) 中・高校生400円(200円)
      小学生以下無料 家族割引1200円(2名以上6名まで)
      ( )内は団体20名以上
会  場 清里フォトアートミュージアム
       山梨県北巨摩郡高根町清里3545  〒407-0301
       tel.0551-48-5599
       http://www.kmopa.com/
中央自動車道須玉i.c.または長坂i.c.から車で約20分
JR小海線清里駅から車で約10分

*北巨摩郡高根町は、2004年11月、北杜市高根町になりました。


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ミュージアム長瀞一番星 [ 小泉淳作素描展 ]
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日本画家・小泉淳作は、広大な山の絵を描く一方、日常にあるなにげない冬瓜や、大根や、蕪を丹念に描き尽くした作品も、高く評価されています。
また、最近では、京都・建仁寺と、鎌倉・建長寺に龍の天井画を描いて話題になっています。

開催期間 2002年10月1日(火)−11月30日(土)
開館時間 10:00-18:30 (入館は18:00まで)
休 館 日 無休
入 館 料 一般800円(700円) 学生500円(450円) 中・高校生400円(360円)
      小学生200円(180円) 就学前の幼児は無料 ( )内は団体20名以上
会  場 ミュージアム長瀞一番星
      埼玉県秩父郡長瀞町長瀞25-1
関越自動車道花園i.c.から約25分
秩父鉄道長瀞駅から徒歩約10分

*ミュージアム長瀞一番星は、2004年秋、閉館しました。



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